准看護師と言う仕事

また日本には看護師と並んで准看護師(じゅんかんごし)の資格、免許が存在しています。

皆さんはこの准看護師と言う職業、及びその名称を御存知でしょうか。

この看護師と准看護師、一見すると同じようで、両者の間にはあまり違いが無いようにも思えます。

ですがこの両者を法制度的にみた場合、看護師と准看護師とでは違いがあります。

皆さんはこの両者の相違点を御存知でしょうか。

ここでは簡単にこの両者の相違点を紹介することにします。

先にも紹介したように看護師は厚生労働大臣の免許を受ける、即ち国家資格です。

看護師はこのようにれっきとした国家資格です。

それに対して准看護師は都道府県知事免許であって国家免許ではありません。

こうした資格、免許の形態と言う点で、看護師と准看護師とでは大きな違いが有ります。

また先に紹介した保助看法にも、准看護師に関する規定が有ります。

ついでながら准看護師に関する条文を見ていくと、その第6条で准看護師について明記されています。

ここではその内容を簡単に引用することにしましょう。

この第6条では准看護師について「看護業務を医師、歯科医師または看護師の指示を受けて行なう」となっています。

ここで看護師と准看護師、この両者の相違点について敢えて簡単に言うならば、准看護師の場合は医師以外にも、看護師の指示に従って作業を行う、とでも言ったところでしょうか。

ですが准看護師のそれ以外の内容、特に准看護師の職務の内容等については、看護師との違いや規制等について特に設けられていません。

そのため実際のところは、准看護師は看護師とほぼ同様の看護業務を行っています。

とは言うものの、給与等の言わば待遇面において、看護師との違いが生じているとも言われています。

看護師の業務

看護師の業務について、法律を持ち出して紹介したので、ついでに看護師に関連する法律の内容を紹介することにします。

先に紹介した所謂保助看法の第31条において、医師、歯科医師、それに看護師、准看護師以外の者が看護を行う事が禁止されています。

先にも紹介したように看護師は国家資格であり、この資格を持たない者は看護師の仕事が出来ません。

これを専門用語では「業務独占」と呼びます。

このように看護師の資格を持たない者が、病院や診療所等の医療の現場において看護師の仕事を行う事は禁じられています。

また同じく保助看法を見ていくと、その第42条の3では「看護師」や、或いはそれと紛らわしい名称を用いる事が禁止されています。

また同じく第42条の2ではこのように明記されています。

看護師の仕事においては、「正当な理由がなく、その業務上知り得た人の秘密を漏らしてはならない」と明記されています。

つまりここでは看護師に対する守秘義務が課せられています。

看護師は患者のプライバシーを含め、個人の情報に関する内容を他人に話してはいけないのです。

従って看護師の仕事に関しては、その資格を含め、業務の内容や守秘義務といったところまで関連の法律で細かく規定されている事が伺えます。

私達がよく知っている看護師の仕事、そして看護師の定義に至るまで、法律で全て定められているのです。